仕事関係図
つながる安心感が、「つながる仕組み」への関心に
東日本大震災では、東北の多くの人が、つながることの安心感をあらためて実感したと思います。私もそのひとりで、当時は、被災地に災害派遣で赴いていた消防士の父と音信不通の状態がずっと続いていました。「父さんは無事だろうか。危険はないのだろうか…」。不安な日々を過ごしていると、携帯電話に父から着信が!被災地でドコモの通信エリアが復旧したのです。つながる、それだけで人はどれほど安心できるのかを、私は身をもって知りました。大学生になり、エンジニアを目指すなかで「つながる仕組み」に興味が向いたのは必然だったのかもしれません。就職活動中、そんな私に、ドコモCS東北の先輩社員の方はモバイル通信の仕組みをわかりやすく解説してくれました。他の社員の人たちも人柄が温かく、きっと楽しく働けると確信し、私は入社を決めました。
東北全土の故障対応を遠隔でオペレーション
アクセスリンク建設部は、通信エリアを作る基地局(アクセス)や、基地局と基地局を結ぶ伝送路(リンク)等からなるネットワークを東北全域で建設・修理することが仕事です。私は故障対応時の遠隔オペレーションを主に担当しており、現場に出向いた支店のエンジニアと連携しながら、設備の遠隔制御、警報の確認、工事手順の確認等を行っています。なかでも工事手順は故障原因の特定に関わってくるため慎重かつ確実に、さらに作業に手間取り時間をロスしないよう効率的に進める必要があります。仮説を切り分けてふるいに掛けていくイメージなのですが、難解な故障になるとなかなか原因を特定できず、気持ちばかりが焦ります。「どうしよう。でも誤った作業だけはしてはいけない…」。そんなとき、先輩たちはいつも冷静に思考して的確な判断を下します。「つながる安心」を支えるプロのすごさに気持ちが奮い立つ瞬間です。
ひとりひとりの若手を全体でエキスパートに育成
ドコモCS東北は若手の育成にとても熱心な会社であると思います。私は入社してすぐ現職に配属となったため、現場で稼働する実際の通信設備や配線をなかなかイメージできず、はじめは遠隔でのオペレーションに悪戦苦闘していました。すると上司が現地部門と連携して、現場の工事対応と設置している設備を直接勉強できる同行の機会を作ってくれたのです。マニュアルからは見えない現場のリアルは、私にいろいろなことを教えてくれました(ついでに美味しいランチの数々も)。加えて当社は採用チームの方々による入社後のフォローも手厚く、いまだに何かと親身に相談に乗ってくれます。このように、職場の上司や先輩だけでなく、会社のみんなに育ててもらったということをいつも感じており、感謝をしています。
イノベーションの熱をすぐそこに感じながら
ドコモグループの一員になってまず感じたのは、社員が自らの意思でチャレンジする機会の多さと、これを支援する環境・制度の充実です。若手育成期間中のプログラムをはじめ、新規事業創出に挑戦できるプログラムもあります。また、社員一人ひとりが自分で能力開発に取り組むための自己啓発支援などがあります。いつも新しいにチャレンジしているドコモグループと、その中で自らのチャレンジと自己研鑽に励む社員の姿は、私が入社前に抱いていた大企業へのイメージとはいい意味でギャップがありました。ドコモによるイノベーションの実現と自分のキャリアステップは同じ地平上にあるんだなとあらためて実感できます。今後については、まずは現在の遠隔オペレーション業務で一人前になり、そのうえで今度は支店のエンジニアとして自分の手で「つながる安心」を守りたいと考えています。
わたしの休日My Holiday
休日はゲーム仲間と雑談を交わしながらネット対戦を楽しんでいます。カラオケも大好きで、同期の仲間や学生時代からの友人たちと飲んだ後によくいきます(一人カラオケも好きです)。季節ごとに新しい服を買っておしゃれを楽しむのも、わりと大切にしているルーチンのひとつです。
1日の流れDaily Schedule
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9:00
始業・朝ミーティング・メール&Slack&線表の確認
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10:00
作業開始
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12:00
昼食
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13:00
作業 午前中の続き
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15:30
資料作成(2〜5週間先の作業の)
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17:00
終了MT
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17:30
終業